学校だより 夏休み号

■いよいよ夏休みです!■
 さあ、夏休みです。子どもたちが首を長くして待っていた夏休みです。
子どもたちは、夏休みが大好き。学校は休みだし、自由に遊ぶ時間も増えるし、海水浴だってできます。開放的になる時期です。
 一昨年のこの時期、学校は悲しみに包まれていました。12歳の命が一瞬のうちに失われてしまったのです。このことは、決して忘れてはならない記憶として私たちの心に残っています。改めてご冥福をお祈りしたいと思います。
 最近の状況を見ると、安心・安全のためには広い視野で現実をとらえる必要があると思われます。交通事故、自然災害、ネットでのトラブル等様々な方向を見据え、その場その場で判断し、行動する必要があります。皆様には、毎朝の安全指導や「声かけ」など、地域を挙げて子どもたちの安心・安全や健全育成に取り組んでいただきました。本当にありがとうございます。夏休み中も、安全が確保されますよう、よろしくお願いいたします。
 九州地方が豪雨に襲われました。今年も天候が不順です。蒸し暑さが身にこたえます。それでも子どもたちは、校庭で元気に走り回っています。教室では、1学期の総復習に余念がありません。そんな子どもたちから元気をもらい、心を新たにすることのできた1学期でした。
 さて、明日から夏休みです。子どもたちの生活の場は、家庭・地域が中心となります。楽しく充実した夏休みとなりますよう、また、安全で安心できる生活が送れますよう、家庭・地域・学校が一体となって見守りたいと存じます。どうかよろしくお願い申し上げます。

■気づくこと、探ること■
  
   ある先生が、不思議そうな顔で言いました。
「葉のない植物ってあるんですか?」
「?」
「学級の子がとってきた植物に、葉のないものがあると言うんですよ。あかね川の横に咲いているんですけどね。」
「どれどれ。」
 というわけで、その花の正体を見に行きました。遠慮しながら引っ張ってみると、するり、かわいらしい花が抜けました。
  小さなピンクの花が一つ。その下に15㎝ほどの「茎のようなもの」があり、根らしきものがひょろりとついています。確かに葉らしきものは見当たりません。なるほど、これなら葉のない植物があると思っても仕方ありません。
  その植物の名前はニワゼキショウ。アヤメ科の野草です。5月から6月にかけて校庭の隅などに普通に見られる草花です。長い柄を伸ばし、その先に薄紫のかわいい花をつけます。根元のほうに小さな葉があるのですが、花を支える柄の部分がずいぶん長く伸びるため、葉を見落としてしまったのでしょうか。花を強く引っ張ると、花を支える柄の部分がすっと抜けてしまうので、ますます葉がないように見えてしまうのです。
  「不思議だな」「変だな」と気づくことは、学ぶ上でとても大切なことです。「ニワゼキショウ」の一件から、「『葉のない植物』って、本当にないのだろうか。」という疑問につながったとしたらどうでしょうか。子どもたちは、サボテンに目を向けるかもしれません。
「うちのサボテンには葉がないよ。」
子どもたちは、サボテンについて調べ始めます。
サボテンのとげは葉が変化したものであること。葉をなくすことで水の蒸発を防ぎ、乾燥に強い体になっていること。そんな「工夫」をすることで、乾燥した気候に適応していること。そんなことも分かってくるでしょう。肉厚で皮が固く水をためることができるので、雨が少ないところでも生きていける。というわけです。
  「そういえば・・・・」と発想を広げる子が出てくることも考えられます。
「うちの庭のマツバボタンは葉が分厚いし、堅い。確か、ほとんど水をやらなくても大丈夫、とおばあちゃんが言っていた・・・・。」
  そんなところから、身の回りの植物にもどり、探ってみるかもしれません。また、海水浴に行った先で砂浜の植物に目が行くかもしれません。砂浜の植物は、確かに肉厚なのです。それはなぜ?
 
  『気づき』は、『探求』の母体です。たくさんの気づきが疑問を生み、探求につながるのです。一つの「言葉」に立ち止まり、書かれてはいないことに気づく。「読むこと」の基本はここにあります。だからこそ私たちは、理科や国語に限らず、社会科でも算数でも、しつこいくらいに「どんなことに気づきましたか?」と子どもたちに問いかけます。多様な思考を生み、考えを深めることにつながるからです。また、自分で調べてみよう、という意欲につながるからです。
 
  いろいろなことに触れ、気づき、自分なりに考え、そして調べてみる。長い夏休み、是非、そんな体験をさせてあげたいものです。 
    
    


■子ども達の頑張りが光ります。■

創立記念日事業
  授業参観・救急法講習会・音楽集会・分団会(地域懇談会)
                   7月1日(土)

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25141回目の創立記念日を迎えた中舞鶴小学校。7月1日に授業参観、救急法講習会、音楽集会、分団会(地域懇談会)を行いました。
 音楽集会では、それぞれの学年が歌、合唱、リコーダー奏等を発表しました。響き合う声、音を目当てに練習してきた成果を聞いていただいたことと思います。6年生の集会実行委員が児童会本部と連携して進行を務めました。月1回の「なかよしタイム」の雰囲気も感じていただけたのではないでしょうか。たくさんの参観をありがとうございました。
参観者の方から
 低学年はみんなまとまっていて、身振り手振りで一生懸命さが伝わってきました。高学年はとてもきれいな歌声で、鳥肌が立つほど感動しました。5,6年生でも歌う姿に純粋さがにじみ出ていて心温まりました。子どもたちの聴いている姿勢がよく、感心しました。 
 
 保護者の皆様には、今年度もPUSH(胸骨圧迫、AEDの使い方)の救急法講習会に101名もの皆さんにご参加いただきました。毎年多くの子どもたちが突然死をしているというビデオを見たり、DVDを見ながら、一人一人が上半身に見立てた箱の中の心臓を圧迫したりするなどの講習を受けていただきました。 
参観者の方から
 救急法講習会の参加は初めてで、AEDの必要性や突然死の現状を知ることができ、勉強になりました。実際にAEDの音声なり実物があればよかったなと思いました。 
 

 ◆1学期最後のなかよしタイム (7月11日)◆
 夏休み前のなかよしタイムでは、学校歯科医の小川先生にむし歯予防の話をしていただきました。
 今年度は「かむことの大切さ」についてのお話です。

○人間だけが「かみ切る」「切り裂く」「すりつぶす」の役割を持つ歯を皆持っている。すべての歯を使ってかまないともったいない。
○歯はかむために生まれてきた。しっかりかむことが、心も体も 健康になる裏ワザだ。
 そして最後に、夏休みについ飲んでしまいそうな清涼飲料水には、意外に多くの砂糖が含まれていることを教えてくださいました。しっかり歯磨きをして、虫歯にならないようにしたいですね。
 この日は、二つの委員会の発表もありました。図書委員会は「もっと図書室を利用しよう」、環境委員会は、「大掃除に役立つミニ知識とあかね川の生き物からのお願い」。
 夏休みを前にした子どもたちに役立つ情報がいっぱいの、工夫を凝らした発表でした。伝えたいことをどうやって伝えようか。相手を意識しながら発表できる高学年の力がついてきています。

  

 ◆子育てを考える夕べ PTA人権後援会(7月13日)◆
 今年度も中舞鶴青少年育成支援協議会主催、和田中学校PTA、中央公民館、中舞鶴保幼小中高連絡会との共催で「子育てを考える夕べ・PTA人権講演会」が開催されました。
 今年度は、「食育は普段の食にヒントあり」という演題で管理栄養士の桜井かなめ先生にご講演いただきました。
 五感のうち、「おいしさ」に最も影響を与えるのは、「味覚」でも「嗅覚」でもなく、なんと「視覚」が約80%!
 食器や家族で一緒に食べるなど、食べる際の環境をちょっと整えるだけで、おいしく食べることができる!
 子どもの頃のおいしく楽しく食べる経験が大人になっても生きる!など、ほんの少し意識するだけで「食」に向かう姿勢が変わってくることを聞かせていただきました。

 ◆
小中一貫教育のパンフレットができました。◆
 
 今年度から和田中学校区で取り組んでいる「小中一貫教育」のパンフレットができました。
 保護者の皆様にはもちろん、地域の皆様にも回覧させていただきます。ご覧いただき、ご支援・ご協力いただければ幸いです。
 取り組みの様子を本校のホームページに載せています。どうぞご覧ください。

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