学校だより 9月号


■実り多い2学期に■  
 夏休みも終わり、いよいよ今日から二学期。子どもたちは「おはようございます」と、いつものように挨拶をしながら登校しました。過ぎゆく夏に一抹の寂しさを感じつつも、どの子も元気いっぱいです。久しぶりに顔を合わせるクラスメイトとともに、夏休みの思い出話に興じていました。
 子どもたちが夏休みを大過なく過ごすことができましたのも、保護者の皆様・校区の皆様の温かいご支援とご指導のたまものと心から感謝とお礼を申し上げます。勉強や研究にこつこつと取り組んだこと、自然や様々な人とふれあったことなど夏休みならではの体験は、二学期の大きな力になると思います。暑い夏に流した汗は、必ず大きな力、大切な財産となっているはずです。
 二学期は、運動会をはじめ、数々の行事や取り組みが計画されています。子ども達が一つ一つの取り組みを大きな節目として成長し、個性の発揮や自己実現の機会となりますように教職員一同精一杯努力してまいります。保護者の皆様、校区の皆様の一層のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

■「空気読みすぎ」じゃないの?■

    暑い夏です。連日の猛暑日。時には40℃近くになる日々が続きました。夏は暑いものと決まっているのですが、今年の夏は文字通りの炎暑です。
  身の回りの植物にとっても今年の夏は過酷なようです。一生懸命水をやっても、ゴーヤの花は少なく、小さな実がポツリポツリとできています。サツマイモの葉も元気がありません。
  秋めいてくる時期です。葛の花が咲き、ススキの穂が顔を出すはずの8月末なのですが、ススキの穂はおろか、葛のつぼみさえ見当たりません。
   
  そんな中、元気に咲き誇っているのがサルスベリ。グラウンドの東側には、今が盛りと赤い花を咲かせています。みんなが疲れ切っている中、ひとりとんがって、気を吐いているようです。
  さて、いつの頃からでしょうか、KYという言葉が使われるようになったのは。
  KY・・・・空気、読めない。初めてこれに出会ったとき、京都府の略号かと思いました。イギリスがGBR、日本がJPNというように。
  会議の場では・・・・。
  誰かが、町内の夏祭りについて提案しています。
「ああ、この取り組みですね。」
「今年は、こういうことを狙っていて、ここが特徴なんですね。」
「なるほど、去年はどうなっていました?」
「去年とは、ずいぶん違うんですね。」
「去年は、なにか問題があったんですか?」
「いや、特には。でも、こうしたほうが楽しくなると思うんですが。」
「・・・・・・。」
  ここで提案者は、空気を読まなければなりません。遠慮がちに周りを見回し、自問自答します。
『きっと、みんな去年通りやるのがいいんだな。やり方を変えると、思わぬトラブルが出てくるかもしれないし・・・・・・。』
『提案通りやるほうが、効率的で楽しい夏祭りになると思うんだがなぁ・・・・。』
「・・・・じゃあ、去年の通りにしましょうか?」
  こんなことが続くと、みんなが思ったことを言わなくなり、前例踏襲が多くなってしまいます。議論がスムーズに進むように見えて実は議論が深まらないのです。
  空気を読むことも人間関係を円滑にするうえで大切です。空気を全く読まなければ、トラブル続きで大変でしょう。でも、空気を読むことに気を遣いすぎるのはいかがなものでしょうか。
「あの人、困るわね、空気を読まないから。」
  こう言われてしまうのが怖いという「空気」が支配的になると、組織は停滞してしまいます。そして待っているのはいわゆる「じり貧」。ぬるま湯の中の停滞です。KYS。空気読みすぎ。
  子ども達の中でも「空気を読む」という「空気」が支配的になると同じことが起こります。「空気を読まなければ」という「空気」に支配された集団になってしまうのです。そして空気を読むことに長けた「明るく元気な子」が目立つ集団になってしまいます。そんな中では、空気を読まない子への「いじめ」が出てくるかもしれません。少数の個性的・創造的な意見が取り上げられにくくなります。そんな中、「じり貧」と閉塞感が広がります。
  少し前の話ですが、サッカーワールドカップで日本チームは予想を覆す活躍を見せました。直前に監督が代わったこともあり、「勝てるわけがない」という空気が支配的でした。でもふたを開けてみるとあの活躍。
  私には、選手たちが自分らしさやプライドを、ピッチの上で思い切って表現したからこその活躍だったのだと思えます。空気を読みすぎるのではなく、意見をぶつけ合い、率直に語り合ったからこそ、自分たちの力を信じることができたのだと思えるのです。
  さあ、二学期です。子どもたち一人一人が自らの意見や思いを述べ、時には意見を戦わせ、一人一人が自らの力を思い切って発揮できる二学期にしたいと思います。
  グラウンドに咲き誇るサルスベリのように、時には空気を読まず、「とんがり」ながら、意見や思いを率直に述べ合ってこそ他を尊重し自分を伸ばすことができるのです。
  停滞することなく、「じり貧状態」に陥ることなく、さらに努力を重ねることができる二学期にしたいものです。


■いじめ防止アンケートを実施しました。■
 児童一人一人の尊厳と人権が尊重される学校づくりを推進することを目的にした「中舞鶴小学校いじめ防止基本方針」をもとに、いじめについて早期発見・早期解消に努めています。
 6月は児童相談旬間を設け、担任が児童一人一人と面談を行いました。その中で注意すべき点を見つけた場合には、慎重に学年主任・生徒指導担当・管理職等で協議を行い、すぐに状況を把握し、早期の解消に向け取り組みを進めてきました。
 6月を「いじめ絶対許さない月間」とし、いじめや人権に関わる授業(道徳、学活)を全クラスで行いました。また、PTAの皆様によるあいさつレンジャーを行い、みんなが顔を見てあいさつを交わせる学校づくりに取り組みました。さらに、異年齢での中舞っ子班遊びを月に1回程度行い、学校全体でよりよい人間関係づくりを進めています。
 「居場所づくり、つながりづくり、やりがいづくり」を基本に、常に「『いじめ』に結びつくような小さな兆候やサインは見逃さない」という意識を持ち、子どもたちにとって安心して過ごせる学校を今後もめざしていきます。ご家庭でも、お子様の様子を見られ、「いつもと違うな」と感じられたり、気になることがあったりしましたら、すぐ学校にご相談ください。


■資源回収を実施しました。■
 8月26日(日)には、地域の皆様、PTAの皆様のご協力により、資源回収を無事終えることができました。大変暑い日になりましたが、多くの方にご参加いただきました。
 各地域では、早朝より保護者や地域の皆様に、集荷や積み込みをお世話になりました。
 また、積み込み用の軽トラック等の車両を出していただいた皆様、ご協力ありがとうございました。
 収益は、中小PTAと和中PTAで折半し、大切に使わせていただきます。
  

■運動会を実施します。■
 2学期に入り、運動会に向けての取り組みが始まり、9月中旬からは本格的に運動会の練習が始まります。今年度は10月7日(日)に行う予定です。10月6日(土)には前日準備をお世話になります。
 雨天の場合は順延をします。その場合の日程は以下の通りです。お弁当の準備等、お世話になりますがよろしくお願いします。 

 
■夏休み作品展について■

【日時】8月31日(金)、9月3日(月)午前9時~午後6時
【場所】低学年:図工室    中学年:第2理科室   高学年:被服室
    力作ぞろいです。ぜひご来校ください。
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