学校だより6月号


■6月を充実のひと月に!■  
 梅雨入り間近になりました。山々は若々しい新緑に輝いています。ついこの間までの冬枯れが嘘のようです。「いのち」が芽吹き、育つ季節ですね。あかねヶ丘の緑も一段と濃くなりました。中庭にはヤマボウシが咲き、紫陽花が開くのももうすぐです。
 体力テスト、修学旅行、社会見学、各種の健康診断とあわただしかった5月も終わり、いよいよ6月です。雨の多い季節ではありますが、1週間をじっくりと、落ち着いて取り組める月でもあります。季節の移ろいを感じながら日々の学習を大切に、充実した6月にしたいと考えています。
 今月もよろしくお願いいたします。

■子どもが育つということ、そして、育ちが引き継がれるということ■

 「テッペンカケタカ、テッペンカケタカ。」
  あかねヶ丘の山々に、ホトトギスの声が響く季節になりました。初夏。まぶしいばかりの新緑。次々に開く草花。あかねヶ丘は新しい命に満ちあふれています。
  さわやかに響くのは、鳥たちの声だけではありません。
  ここは、6年生の教室。子どもたちが話し合う声がさわやかに響いています。
「筆者は、笑っていれば心も自然に楽しくなってくる、と言いたいのだと思います。気分が、少しくらい沈んでいても、笑っているうちに楽しくなっていきます。この前、鏡の前でニコニコしてみたら、なんだか楽しくなってきました。」
「○○君は、笑ってみると自然に楽しくなってくる、と言いましたが、普通は、『楽しければ笑う』のだと思います。でも、筆者は、『笑うから楽しい』と、逆のことを言っています。これは、どういうことなのかと思いました。」
  国語で、『笑うから楽しい』という題名の論説文を読んでいるのです。心と体が、想像以上に深くかかわりあっているということを、わかりやすく表した文章です。子どもたちは、内容を読み取った上で筆者の考え方について意見を述べ合っているというわけです。よく考え、一言一言注意深く話す時の声は、とても内面的で深みのある声になるものです。その「深みのある声」が、さわやかに心地よく響いてくるのですね。
  さて、6年生というと修学旅行。小学校生活の中でも、最大のイベントです。
  第一日目。薬師寺でお坊さんの講話を聴き、奈良公園を回りました。巨大な大仏様に感動し、ホテルへ(部屋へ入るのに、靴を脱いだ子どもたちがいたのには笑ってしまいましたが)。そして、夕食後は甲子園球場へ。阪神対ヤクルトのナイトゲームです。ここでも大いに盛り上がりすべての日程を終えました。消灯時刻が過ぎると、やっとホッとできるひと時がやってきます。でも、そのまま休んでしまうのではありません。私たち引率の教師は、一日の様子を振り返り、明日の日程のこと、子どもたちの体調のこと、今後の留意点などを話し合います。
「明日はもっと暑くなりそうだから、お茶を追加して持たせよう。」
「大阪城では、できるだけ遅れないようにしよう。」など。そして日付が変わるころ子どもたちの部屋を見回り、私たちも部屋に引き上げます。
  第二日目は大阪城の見学から。巨大な石垣を目の当たりにし、天守閣の展示物を見学して次は、昼食会場へ。USJの中のホテルでバイキング。みんな食欲旺盛で心配になるくらいです。会場は、中舞鶴小学校貸し切りではありません。一般のお客さんもたくさんいます。外国の人、家族づれ、お年寄り、さまざまです。
  おや、5才くらいの女の子が、ピザを取ろうとしています。でも、大きすぎてなかなか取れません。トングで挟もうとするのですが、何度やってもそのたびに落としてしまいます。それを見ていた6年生の男子が、その子に声をかけました。
「取れへんの?・・・・取ってあげよか?」
  そして女の子の皿へ、ピザをそっと入れてあげたのです。
「ありがとう。」
  その子のうれしそうだったこと。
  こんなことができるのです。しかもごく自然に。たとえ気持ちがあっても、照れくささが先に立ちます。なかなかできることではありません。
「育っているな、うちの子ども達。」
  私はすっかりうれしくなり、思わずニヤリとしてしまいました。
  さて、昨年の学校だより6月号に、ホテルの部屋での「置き手紙」のことを書きました。
「お世話になり、ありがとうございました。気持ちよく過ごせました。」
「夕ご飯、とてもおいしかったです。」
「良い思い出ができました。」
  これと同じことが、今年も起こったのです。去年のことを知ってか知らずか、ホテルのテーブルの置き手紙。まさに、子ども達の「育ち」が引き継がれているのです。
  新しい伝統ができつつあるのだと、心から思える修学旅行でした。
  がんばれ、中小の子ども達!
 


■新緑の季節に、子どもたちの頑張りが光りました。■
 ◆なかよし遠足に行きました(5月1日) 
 1・2年生は共楽公園、3・4年生は夕潮台公園、5・6年生は五老ヶ岳へ「なかよし遠足」に行きました。1・2年生は、2年生がお兄さん、お姉さんになり、1年生と手をつないで仲よく話をしながら歩いていました。3・4年生も5・6年生もそれぞれ上級学年がリードしてしっかりと歩きました。山登りの5・6年生は8つのグループに分かれ、6年生が声をかけながら登りました。
 目的地に着くと、それぞれ上の学年が中心になってゲームをしたりお弁当を食べたりして親睦を深め、満足した顔で学校に帰ってきました。
 
 ◆体力テスト実施(5月10)
 全学年、新体力テストを実施しました。グラウンドで2種目、体育館で3種目実施しました。種目は、50m走、ソフトボール投げ、長座体前屈、上体起こし、立ち幅跳びです。
 自分の体力はどれぐらいなのか、少しでも良い記録にしようと一生懸命に取り組んでいました。大変素晴らしい態度でした。「去年より伸びた!」と言う児童が多くいました。昨年までの記録と今年度の記録を比較して体力の伸びを実感できていました。初めて取り組む1年生も、がんばっていました。
 握力、反復横跳び、20mシャトルランテストの3種目は後日学級で実施します。結果は1学期中に「健康の記録」でお知らせします。 
 

 ◆全力で競技した、市小学生陸上競技大会(5月20日)
 舞鶴市小学生陸上競技大会が、5月20日(日)に東舞鶴運動公園で実施されました。5年生と6年生から52名が参加し、それぞれ力いっぱい競技しました。
 春休みの陸上体験教室から、放課後や朝の練習を通して、力を伸ばしてきました。当日は緊張しながらも練習の成果を出し、入賞者や自己新記録を出す児童が続出でした。応援も声を合わせて行い、一人一人が輝いた一日となりました。

 ◆給食試食会(5月24日)
 32名の方が参加されました。家庭科室での全体会では、衛生的で安心安全な給食調理の工夫について本校栄養教諭からの説明を聞いていただきました。その後、給食室の見学がありました。調理の様子を熱心に見学されていました。次はお楽しみの給食です。参加者のみなさんで給食を配膳し、試食となりました。日頃児童がどのような給食を食べているのか体験されました。
 最後に、各教室の様子を参観されました。

 ◆修学旅行(5月24日・25日)
 2日間、奈良・大阪方面に6年生が修学旅行に行きました。主な見学場所・体験場所として、薬師寺、奈良公園、東大寺、阪神甲子園球場、大阪城、ユニバーサルスタジオジャパンに行きました。
 東大寺や大阪城では、実際の建造物を見て、その大きさに驚いていました。阪神甲子園球場やUSJでは、友達と歓声を上げたり楽しんだりして、思い出深いものになりました。
 

 ◆和田中学校創立記念駅伝(5月27日)
 第71回和田中学校創立記念駅伝がありました。本校からは、高学年チームと中舞鶴小・和田中PTA合同チームが参加をしました。和田中学校をスタート・ゴールに、中舞鶴地域の10.4kmのコースを10区間に分かれて走りました。
 児童は12名、PTAから5名の皆さんに参加していただきました。高低差のあるなかなか厳しいコースでしたが、力走を見せていただきました。選手の皆さん、お疲れさまでした。
 沿道にはたくさんの応援の方が出てくださり、中舞鶴地域全体で盛り上げていただきました。
 選手の皆さん、応援の皆さん、ありがとうございました。

■ありがとうございました!■

5月21日(月)・22日(火)には、授業参観、学級懇談会をお世話になり、ありがとうございました。特に学級委員の皆様には、司会、記録等大変お世話になりました。

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