学校だより7月号

■もうすぐ夏休みです■
 7月になりました。梅雨入り直後は、気持ちの良い青空が広がる天候でしたが、ここにきて雨や曇りの日が続いています。いよいよ学期末。1学期もあとわずかとなりました。1年間静かに夏を待っていたプールも、5、6年生の力で美しく掃除され、水泳学習が始まりました。
 6月には、なかよし集会、4年生の社会見学、小学生陸上競技大会、交通安全教室など多くの行事を実施しました。子どもたちは、様々な取組の中で力いっぱい活動し、貴重な成果をあげることができました。一つ一つの取組を成功させ、友達と協力しながら自分の力を伸ばしています。
 7月は、水泳教室や個人懇談会も計画しています。子どもたちは、真夏の日々を各家庭や地域で生活し、いろいろな体験を通して様々なことを学びます。子どもたちが精一杯がんばり、1学期をしっかり締めくくることでさらに力を伸ばしていくことができますよう、ご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。

■豊かなイメージと「まなび」■
  
   楽しそうに給食を食べる1年生。集団登校にもなじみ、しっかり歩けるようになりました。入学当初は、速く歩けず、6年生に待ってもらっていたものです。給食もなかなか食べられず、ずいぶん減らしてもらっていました。今では、中小の一員として、すっかり小学生らしくなりました。
  さて、今月は、子どもたちの学習を題材にしたいと思います。
  2年生の国語の教科書に「スイミー」という物語があります。子どもたちは、このお話が大好き。読み進めるにしたがって主人公のスイミーになりきり、海底を泳ぎまわります。

<あらすじ>
 スイミーは、小さな魚の兄弟たちと楽しく暮らしていた。みんな赤いのに、スイミーだけ真っ黒。泳ぐのはだれよりも速かった。
   兄弟たちは、恐ろしいマグロに一口で食べられてしまう。逃げたのはスイミーだけ。すっかり元気をなくしてしまうスイミー。でも、海の底のすばらしいものに触れ、おもしろいものを見るたびにだんだん元気を取り戻す。虹色のゼリーのようなくらげ。風にゆれるもも色のやしの木みたいなイソギンチャク・・・・。
  やがてスイミーは、見つける。自分のとそっくりの、赤い小さな魚の兄弟たちを。「出てこいよ」と呼びかけるスイミー。でも、魚の兄弟たちは、マグロを怖がって出てこない。そこでスイミーは、考え、そして思いつく。みんなで大きな魚のふりをすることを。
  スイミーは言った。「ぼくが目になろう。」こうして魚たちは、マグロを追い出してしまう。 

  物語を読むとき、登場人物の動作や表情、周囲の様子をリアルにイメージすることがとても大切です。物語の中に入り込み、そこに描かれた世界を疑似体験するのです。これがあるからこそ、物語は楽しいのであり、また、物語を読む価値があるとも言えます。
  「スイミー」には、こんな一節があります。
 水中ブルドーザーみたいないせえび。 
 見たこともない魚たち。
 見えない糸で引っ張られている。
 ドロップみたいな岩から生えている
 こんぶやわかめの林。

「見えない糸で引っ張られている魚たち」ってどんな感じなのでしょう。魚の群れが、辺りの様子に反応して、一斉に「ピッ」と動く、あの感じでしょうか。それを実際に目で見ているかのように想像し、イメージする必要があります。「ドロップみたいな岩」って?「こんぶやわかめの林」って?繰り返し繰り返し音読し、みんなで魚になってみたり、こんぶやわかめになって「林」を作ってみたり・・・。そしてまた音読を繰り返し、思い浮かんだイメージをみんなに話したり・・・。
  そんな中での休憩時間。2年生の男の子が、「ほら」とあかね川の底を指さしました。
「ほら、見て見て!いせえび!」
  なんと、そこにいたのは、ザリガニです。教科書の挿絵にあるような、少し緑色がかったザリガニ。しばらく前から、あかね川をのぞき込む子が増えているような気がしていたのです。
  そのとき、私の中でもイメージが広がりました。一生懸命ザリガニを探すこの子の姿。そして、泥を押しのけるようにして堂々とたたずむザリガニをながめるその子の目。ザリガニが「スイミー」の中の「いせえび」に重なり、「水中ブルドーザー」をイメージさせ、その子自身がスイミーになりきって、海の底を泳いだに違いありません。
  子どもたちは、生活の一こま一こまをいろいろなものに結びつけ、想像し、考え、理解しようとします。「フ○○」というスーパーの看板にある「フ」の文字を見て、「フ○○のフや!」と文字を覚えることも、実際にあるのですね。
  夏です。ゆったりした時間の中で、普段できないことを体験できる季節です。豊かな体験に彩られたすてきな夏となりますように。


■多くの皆様のお世話で、学習を進めています。■

◆ルールを守って乗ります!
 
 6月16日(金)  交通安全教室:1、3年
 6月19日(月)  自転車免許教室:4年

 夏休みを1か月後に控え、行動範囲も広がるこの時期。警察や交通安全推進の皆さんにお世話になって、1年生と3年生には交通安全教室を、4年生には自転車運転免許教室を行いました。
1年生は正しい道路の歩き方、横断歩道の渡り方を、3年生は正しい自転車の乗り方を、それぞれ前庭に道路を書き、実際に歩いたり自転車に乗ったりして学習しました。

 4年生は、交通ルールの基本を学ぶ学習、そして、前庭に道路を描き、信号機や駐車中の車、ブロック塀などを設置しての実技学習を行い、テストで確認をしました。
 自転車は左側通行というのはもちろんのこと、道路で自転車に乗るときには必ず右後方を確認すること、信号や交差点で止まって発進するときには、右左、前後を見て進むことなど基本的なことを指導していただきました。
 普段よく自転車に乗っている子どもたちですが、確認を忘れてしまい、何度も指導される一幕も。一つ一つ確認しながら自転車に乗り、実技テストに臨んでいました。しっかりルールを守って、安全に過ごしてほしいと思います。
 自転車をお貸しいただいた皆さん、ありがとうございました。
 
 


 ◆水泳がスタートしました。◆
 水泳学習を前に、6月8日()、5・6年生がプール清掃を行いました。熱心にプールやプールサイドを磨く子どもたち。みるみる美しくなり、秋から眠っていたプールが息を吹き返したかのようでした。
 そして、620()絶好のプール日和の中、プール開きを行いました。水泳学習の際に気を付けること、がんばることなどの話を聞いた後、6年生有志の模範水泳。見ている子どもたちは美しく泳ぐ6年生の姿を見て、それぞれの目当てに向かってがんばろうと意欲満々でした。
 今年は日差しは強くないもののプールに入れる日が多く、1年生も水に慣れる学習を進めています。おうちの方には、水泳学習に向けての準備や体調管理、水泳カードの記入、押印などお世話になります。
  
  

 ◆見て、聞いて・・現場に行き、肌で感じて学びます!◆
 いつもは作ってもらった給食をおいしくいただくだけですが、この日は給食づくりのお手伝い!
 修学旅行中の6年生を除く1~5年生の約40人で、この日の給食「えんどうごはん」に使う全校分のえんどうのさやむきに挑戦!8㎏のえんどうから4㎏のえんどう豆を取りだしました。さやむきをしている子どもたちからは素直な感動の声が・・・。あっ、われた!さやと豆がつながってる!おへそがある!
 次々にえんどう豆を向く子どもたち。最後に給食室に持っていき、「よろしくお願いします。」給食調理員さんにしっかり手渡しました。
 きれいな緑色のえんどう豆が入った「えんどうごはん」。とてもおいしくいただきました。
 つぎはそら豆のさやむきを1年生みんなが挑戦します。

 ◆なかよしタイム(5/17 水)◆
 5/31() 5年社会見学・・ダイハツ池田工場、朝日新聞福島工場
 6/27() 4年社会見学・・上福井浄水場、西浄化センター、
      リサイクルプラザ、北吸清掃工場

 

社会科の学習「住みよいくらしをつくる」の中で、私たちの暮らしに欠かせないごみの始末や命や暮らしを支える水について学んでいる4年生。実際にその現場に行って施設を見学し、職員の方のお話を聞いたり質問をしたりして、学んできました。
 とても大きな施設で毎日使っている水道の水ができていることを目の当たりにしたり、その仕組みを実験で体験したり・・・いつもは何気なく使っている水の大切さを感じた子どもたちでした。
 5年生は、最新の技術を駆使した工場を見学し、日々技術が進んでいくこと、とても多くの人の手によって車や新聞が作られていることなどに、興味津々。熱心に見たり話を聞いたり、質問したりしました。
 どの学年もそれぞれの仕事に携わっている人に会って、話したり聞いたりすることが、社会科の学習だけでなく、将来の自分の姿について考える機会にもなっています。これからも地域の皆さんや保護者の皆さんには様々な場面でお世話になります。よろしくお願いします。
 

 ◆和田校区の子どもたちの将来を見据え、小中一貫教育を進めます◆
 今年度から和田校区では「小中一貫教育」を進めています。これまでも連携して進めてきましたが、一歩進んで「夢を志へ」という教育目標のもと、「力強く将来を展望する子ども」を育てるため、小中の教員が知恵を出し合い、様々な取り組みを通して教育を進めていきます。
 6月7日に総会を開き、29日には中学校の数学教師が6年生の授業をするなど、一緒に子どもたちを育てていく取り組みを進めています。ご理解・ご協力をお願いします。
 

 ◆力いっぱい 跳んだ!走った!投げた!市小学生陸上競技大会◆ 
 617()に東舞鶴公園で行われた舞鶴市小学生陸上競技大会に、今年は5年生27名、6年生36名が参加し、それぞれ力いっぱい競技に臨みました。春休みの陸上体験教室から、放課後や朝の練習を通して、力を伸ばしてきた子どもたち。当日は緊張しながらも練習の成果を出し、入賞者や自己新記録を出す者が続出でした。応援も声を合わせて行い、一人一人が輝いた一日でした。
 おうちの皆様には、体調管理から当日の応援、お弁当の準備など、大変お世話になりました。
 
 

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