学校だより4月号


■平成30年度がスタートしました■  
 春爛漫、気持ちの良い季節です。桜や木蓮が一斉に花を開き、木々も芽吹こうとしています。瞳輝く新1年生43名を迎え、全校児童254名となります。6日には入学式を、本日は始業式を執り行いました。学年が一つずつ大きくなった子どもたち。「おはようございます」と元気に登校しました。短い春休みでしたが、その間に一回り大きくなったようです。どの子もしっかり前を見、その視線には「がんばるぞ!」という強い意志が表れています。私たち教職員も、子どもたちのやる気と期待に応えたいと、決意を新たにしています。本年度もどうかよろしくお願いいたします。

■「学び手としての力」を育てる学校を!■

 ◆居場所と温かなつながりがあり、学習などの活動に、やりがいを感じられる学校
 ◆自らのテーマや課題に沿って学び、その楽しさや大切さを実感できる学校
 ◆誠実に努力すること、しっかり話し、聴くことなどが当たり前である学校

  これは本校が目指している「姿」です。これに近づくため、大切にしていることの中から、三つをご紹介したいと思います。
  一つ目は、「共に育つ」ということです。温かな人間関係の中で、友達や先生と感じたこと、思ったことを交流し、時には意見をぶつけ合い、考え合って育っていく、そんなことができる学校にしたいと思います。
  二つ目は、「学ぶことは面白い」と思える、ということです。それには、子ども達が「なるほどそういうことだったのか」と納得し、「このことがわかってよかった」と感じることが必要だと考えます。その前提として、子どもたちは「単なる知識の容れ物」ではない、と考えることが必要です。
  例えば6年生の理科。植物の光合成が出てきます。葉は植物の栄養器官であり太陽の光を受けてデンプンを作っている、ということを学ぶのです。
       
  まず、ヨウ素デンプン反応で、太陽光が当たった葉にデンプンができていることを確かめます。
  次に、アルミホイルで包んだ葉と、包まずに太陽光に当て続けた葉で、デンプンがあるかどうかをヨウ素デンプン反応で調べてみます。すると太陽の光が当たった方が紫色になります。アルミホイルで包んだ方は、色が変わりません。
  子ども達は、素直にこう考えます。
「ああ、葉に太陽の光が当たると、デンプンができるんだね。」そこで、次の活動です。
「デンプンは、葉の緑色の部分で作られます。葉の中にあるデンプン工場を観察しましょう。」
  使うのは、カナダ藻。金魚鉢の中に入れる水草です。その葉を一枚とり、顕微鏡で見てみると、緑色をした粒が見えるのです。ゆっくり動いているところまで観察できます。
「この緑色の粒がデンプンを作る工場なんだね。」
  ここでは、緑色の葉に太陽の光が当たるとデンプンができるのだ、ということを教えたいのです。そこで、梅干を作るときに使うシソを用意します。全体が紫色のシソです。緑色ではありません。
「ここに、シソがあります。紫色ですね。このシソにデンプン工場はあるのかな?」
と問いかけます。
      
「これまでは、緑色の部分でデンプンを作り、植物は生きていた。でもこれは緑色ではない。どうやって生きているのだろう。」
  子ども達は悩みます。「赤いデンプン工場があるんじゃないか」「シソは、土からとる栄養だけで生きているんじゃないか」「いや、緑色が隠れているはずだ」と、実にいろいろな意見が出ます。
  そこで、アルコールを使ってシソの色を抜いてみます。するとどうでしょう。シソの葉をアルコールに浸した途端、あっという間に緑色に変わるではありませんか。紫から、鮮やかな緑色へ。見事な変身です。
「緑色が隠れていた!」
「なるほど、緑色の部分で、デンプンを作るんだ。」
「やっぱり、葉の緑色の部分でデンプンは作られるんだ。」
  ここまで学習が進むと「やっぱり」や「なるほど」という感覚が生まれます。「やっぱり感覚」「なるほど感覚」を持つに至って初めて納得できるのです。子ども達は追究の過程に面白さを感じるわけです。
「面白い話し合いだった。」
「植物って、うまくできていて、しっかり生きているんだな。」
「植物の色、意味があったんだ。」
という感想が出てきます。学ぶことのおもしろさや、学んだ結果の意味を実感できるのです。学ぶことのおもしろさや学んだことの価値を知る学習が成立するわけです。これが、やりがい・学びがいを生み、学ぶことへの価値観を育てます。
  三つめは、「深く学ぶための土台」を形作るということです。学ぶには努力が欠かせません。書くことによって考えを深めることも必要です。互いに学びあうには、耳を傾けて聴くことが必要です。真摯に努力し、しっかり書き、耳を傾けて聴く力を育てる必要があります。
  「学び手としての力を育む」こと。今年度もこのことを重視したいと思います。子どもたちに、自ら学ぶ力、興味や意欲を持って学ぶ力、集中し、ねばり強く追究する力、自らのテーマや目標を見つけ出す力・・・・。すなわち「学び手としての力」を全学年一貫して育てることを重点に、充実と手応えの30年度にしようと思います。


■入学おめでとう!■
  4月6日(金)、春爛漫のよき日、多くの来賓の皆様をお迎えし、入学式を盛大にとりおこないました。43名の1年生が、少し緊張しながらも元気にあいさつをしたり、名前を呼ばれて「はい」と返事をしたりして、中舞鶴小学校の1年生としてのスタートを切りました。
  6年生による、1年生の入学をお祝いする心温まる発表がありました。「学校坂道」の合唱や劇で、1年生を迎えました。それらの発表を食い入るようにして見つめる1年生の姿があり、和やかな雰囲気の入学式になりました。
  いよいよ1年生を迎え、平成30年度の学校生活がスタートします。地域や保護者の皆様、子どもたちが安全に通学できますよう、昨年度同様、声かけをお願いいたします。

■給食が始まります。■
 全校一斉に4月11日(水)より給食が始まります。
 今年度も楽しく、おいしく食べられるよう指導していきます。給食袋におはし、
コップ、歯ブラシ、マスクの
準備をお願いします。
 また、食事前にはうがい・
手洗いをする習慣が身に付く
よう、ご家庭でもご協力をよ
ろしくお願いします。

■学習について■
◇水曜日の校時と下校時刻について
 水曜日が全学年6時間授業になります。水曜日の全校下校時刻は15時です。

◇少人数授業について

 高学年では、学習内容によって算数の「ティーム・ティーチング」や「少人数授業」等を行うことでよりきめ細かな学習指導を行います。

◇高学年「外国語」の学習について
 5・6年生は、和田中学校の英語担当教員による「外国語」の学習が行われます。
 3・4年生は、これまで通り担任が中心となり年間15時間の外国語活動を実施します。
 外国語指導助手(ALT)の先生も一緒に学習を行います。

◇特別の教科「道徳」について

 道徳教育の充実を図るため、道徳の時間が「特別の教科道徳」と新たに位置付けられました。週に1時間の学習を行います。

■見守り隊の皆様、ありがとうございます。■
 見守り隊の皆様、いつも温かい見守り、声かけをありがとうございます。今年度もお世話になります。
見守り隊のオレンジの帽子が必要な方は、学校までご連絡ください。
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